- そうごう
- I
そうごう【僧号】出家してつける, 僧としての名前。IIそうごう【僧綱】〔仏〕 僧尼の統轄, 諸大寺の管理・運営にあたる僧の役職。 日本では624年に始まり, 律令制下で僧正(ソウジヨウ)・僧都(ソウズ)・律師の三綱が定められ, 別に法務・威儀師・従儀師を置いて補佐させた。 平安後期には形式化した。 のちには各宗派の僧侶の身分として用いられるようになった。→ 僧位IIIそうごう【湊合】一つに集まること。IV
「諸の意志の~するものに非ずして/民約論(徳)」
そうごう【相好】(1)〔仏〕 仏の身体にそなわっているすぐれた特徴。 三十二相とさらに細かい美点である八十種好をいう。(2)顔かたち。 表情。~を崩(クズ)・すそれまでの表情を変えてにこにこする。Vそうごう【総合・綜合】(1)ばらばらのものを一つにまとめあげること。⇔ 分析「みんなの話を~して判断する」(2)〔哲〕〔(ドイツ) Synthese〕(ア)弁証法において, 互いに矛盾する, 定立の「正」と反定立の「反」の, 契機を統一すること。 合(ゴウ)。 ジンテーゼ。→ 定立(イ)ある対象に別のものを結び合わせて, 一つの全体的統一を構成すること。⇔ 分析VIそうごう【総髪】(1)〔「そうがみ」の転〕「そうはつ(総髪)」に同じ。「前髪の首を~にして渡さうとは/浄瑠璃・千本桜」
(2)兜(カブト)の一種。 鉢に総髪状の植毛をしたもの。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.